【起業したいなら、まずは200万円貯めろ】政策金融公庫は甘くない。信用は通帳で判断される

資金調達

はじめに:「起業したいんですけど…」の前に

「起業したいと思ってます。でも資金がなくて…」
そう言って相談に来る人、実は多いです。
でも、はっきり言います。

お金がないなら、まだその時期じゃない。

これは夢を否定してるわけじゃなくて、現実的な順番の話です。


なぜ“まず200〜300万円”が必要なのか?

僕が起業を本気で考えはじめたとき、
最初にやったのは「200万円を目指して貯金すること」でした。

なぜその金額か?

  • 固定費(家賃・光熱費・通信費など)を3ヶ月分カバーできる
  • 設備費や初期仕入れにある程度の余裕が持てる
  • そして何より、「自己資金がある=本気度の証明」になるから

政策金融公庫は、甘くない

「自己資金ゼロだけど、アイデアには自信あります!」

このタイプ、正直公庫では通りません

政策金融公庫は、民間の銀行よりは審査が優しいと言われてますが、
だからといって「気持ちだけ」で貸してくれるわけじゃない。

  • 収支計画
  • 開業資金の内訳
  • 自己資金の通帳履歴
  • 面談時の態度と回答内容

このあたりが現実的にチェックされます

僕自身も、公庫の窓口に足を運んだとき、
なけなしの貯金通帳を出しました。
金額的にはギリギリでしたが、それでも**“数字で示した覚悟”**として扱ってもらえたのを感じました。


自己資金=“覚悟の証拠”

お金を貯めるって、実はめちゃくちゃしんどいです。
飲み会を断ったり、買いたいものを我慢したり。
僕も何度も「なんでこんな思いしてるんだろう…」と思いました。

でもその過程こそが、起業への本気度を形にしてる時間だったんだと思います。

他人に夢を語る前に、自分自身が“本気で投資してるか?”って問われるんです。


どうやって200万円を貯めたか?リアルな方法

よく「そんなに貯められません」って言われるんですが、実際はこうです。

  • 固定費を削る(格安SIM、外食をやめる、サブスク断捨離)
  • 飲み会は基本断る(1回5,000円×月4=2万円浮く)
  • 本業で少しでも増やす意識を持つ(残業・副業)
  • 目標期間を決めて“毎月5万ずつ”貯めれば1年半で90万円、2年で120万以上

僕も副業で稼いだわけじゃなく、
とにかく生活を絞って現金を残しただけです。


最後に:まだ金がない人へ

お金がないから起業できない…その気持ち、めっちゃわかります。
でも、逆に言えば「お金を貯める力がないと、起業してもやっていけない」ってこと。

資金調達は、信用から始まります。
そして、信用の第一歩は“自己投資”としての貯金額なんです。


まとめるなら:

「覚悟」は、行動と通帳に表れる。
それは“誰かに見せるための数字”じゃない。

自分の中の不安や迷いに、
「それでも進む」と答えるための証拠だ。

本気でやるなら、今日から小さく始めればいい。
1円の行動が、未来の1,000万円につながる。

覚悟は、いつも静かに始まる。
でも、確実に人生を動かしていく。

自己資金を貯めることも大切ですが、そのお金をどう使うかも同じくらい重要です。
僕自身が実際に使って「これはコスパ最強だった」と感じたアイテムをまとめたので、起業初期の設備投資に悩んでいる方はぜひ読んでみてください。
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