「小さな事業を、次のステージへ。」
そんな思いを応援してくれる制度が、小規模事業者持続化補助金<一般型>です。
この記事では、実際に2025年6月に申請を予定している塾経営者(=私)が、補助金の概要から申請の流れ、リアルな活用戦略までを解説します。
✅この記事でわかること
- 小規模事業者持続化補助金<一般型>の概要
- 対象者・補助額・対象経費
- 実際に申請する塾経営者のリアルな視点
- 申請のステップと注意点
1. 小規模事業者持続化補助金<一般型>とは?
この補助金は、小規模事業者の販路開拓や業務効率化を支援する制度です。補助金の交付元は中小企業庁で、申請は商工会または商工会議所を通じて行います。
現在は「第16回公募」が受付中で、今後も複数回の募集が予定されています。

2. 対象者と申請要件
対象となるのは以下のような方です:
- 個人事業主(美容室・塾・カフェなど)
- 法人(株式会社・合同会社)で従業員数が一定以下
- 創業間もない方(創業枠あり)
申請には「様式4」という書類が必要で、これは商工会議所の確認印をもらうため、事前相談が必須です。
3. 補助内容・金額・対象経費
枠 | 補助上限 | 補助率 | 特徴 |
---|---|---|---|
通常枠 | 50万円 | 2/3 | 最も基本的な申請枠 |
インボイス枠 | 100万円 | 2/3 | 免税事業者向け |
創業枠 | 200万円 | 2/3 | 開業5年未満の事業者 |
賃上げ枠 | 最大200万円 | 2/3 | 賃金引き上げを実施している事業者 |
補助対象経費の一例:
- チラシ・広告・Web制作費
- 店舗改装・看板制作
- POSレジ・会計ソフトなどのIT導入
- 外注での動画編集・マーケティング

4. 【リアル体験】実際に申請予定!塾での活用戦略
私が経営する「てらこや上飯田校」でも、この補助金を活用してWeb集客を強化する予定です。
具体的な活用内容:
- 塾紹介動画(ナレーション付き)の制作
- SEOを強化したWebサイトのリニューアル
- 地域密着型チラシの制作と配布
- Instagram・YouTube広告の出稿
地方の個人塾でも、補助金を使ってプロクオリティのブランディングを実現できます。
5. 申請の流れとスケジュール
- 公募要領を確認(公式サイトはこちら)
- 事業計画書を作成
- 商工会議所と面談し「様式4」をもらう
- 電子申請(jGrants)で提出
- 審査結果通知(約1〜2ヶ月後)
- 事業実施 → 実績報告 → 補助金の振込(後払い)
6. 採択されるためのコツ
- 地域課題とのつながりを示す
- 費用対効果を数値で記載
- 図解や写真を使って視覚的にわかりやすく
- 第三者チェック(商工会・診断士)を受ける

7. まとめ
補助金=もらって終わりではありません。
「この投資で、次の成長がどう生まれるか?」を言語化し、信頼を得て、実行する。
私自身も今回この補助金を通じて「動画×SNS×SEO」での塾運営をもう一段進化させたいと考えています。
この記事が「申請してみようかな…」と思っている方の後押しになれば嬉しいです!
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