【輪島・和倉の現実】震災の爪痕と、起業家としての覚悟

リアル起業ログ

被災地の現状を目の当たりにして

車を走らせ、輪島・和倉方面へ。
ニュースでは見ていたつもりだったけど、実際に目の当たりにすると言葉を失う。

土砂崩れで削られた山肌。
壊れた建物と、瓦礫の山。
道路の端にはブルーシートと土のう。
手がつけられていないままの場所も、まだまだ多くある。

正直、もっと復興が進んでいると思っていた。
だけど、現実はそんなに甘くない。


それでも、前を向く人たち

そんな中でも、道の駅で出会ったおばちゃんが言っていた。

「あんたたちが来てくれるのが、何よりうれしいよ」

若いスタッフたちも、笑顔で接客をしてくれて。
被災した側なのに、逆に元気をもらってしまった。

人の力って、こういうときに本当に試される。


起業家として、何ができるのか?

俺は起業家だ。
事業をやって、家族を支えて、自分の人生を自分で選んできた。

でも、今回のような現状を前にすると、
「起業」って何だろう?「仕事」って誰のためにあるんだろう?
そんなことを、改めて考えさせられた。

例えば──

  • 被災地の商品を仕入れてECで売る
  • 仮設店舗向けの販売ノウハウを無料で提供する
  • 起業体験を語りながら、地元の高校生に希望を届ける

アイデアは色々ある。
でもまず大事なのは「自分が何をしたいか」じゃなく、
「自分が誰のために何ができるか」。


観光ではなく“訪れること”に意味がある

現地の方々は「来てくれるだけでうれしい」と言ってくれた。
消費をして、写真を撮って、SNSで発信して。
それが経済支援につながるのなら、どんどんやるべきだ。

俺のように何かを始めた人、これから始めようとしている人にこそ、
この現状を見てほしい。


最後に:自分に何ができるかを問い続ける

「起業」とは、誰かの課題に対して、自分の行動で答えること。
だからこそ、この経験は俺にとって大きな意味があった。

今日、明日で何か大きなことはできないかもしれない。
でも、行動することはできる。
この記事を読んでくれた人が、少しでも行動につながったなら、それが一番うれしい。

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